重賞予想

有馬記念 牝馬評価

有馬記念 牝馬評価

昨日は3歳馬について評価しました。本日は牝馬について書いていきます。
3歳牝馬ハーパーは昨日の3歳馬で触れていますので、5頭について考察します。

4年連続で馬券内に絡んでいる牝馬。
まずはデータから触れます。

過去10年データ
牝馬の成績
3-2-2-28
勝 率:8.5%
連対率:14.2%
複勝率:20.0%

3番人気以内の牝馬成績
2-0-2-2
勝 率:33.3%
連対率:33.3%
複勝率:66.6%

牝馬にとってはタフな有馬記念。牝馬全体の成績は低調も、
上位人気に推された馬の好走は目立ちました。
3番人気以内で馬券外となった2頭は20年5着カレンブーケドール。
そして19年9着アーモンドアイ。2頭ともタフな条件よりも、瞬発力に秀でたタイプ。
馬券内に好走した馬を見ても、牝馬タフな条件であるエリザベス女王杯、宝塚記念、
海外GⅠで連対した馬が目立った。適正がとても重要なレースと考察します。
それでは各馬の評価に入ります。

牝馬の評価::買い

スターズオンアース(ルメール)
前走:【GⅠ】ジャパンカップ 3着(5人気)
前走は2強ムードの中、十分に渡り合っての3着。
東京2400mを不利な17枠からのレースで高い評価に値する。
ただ先述で触れたように適正は東京競馬場の天皇賞秋、ジャパンカップか。
大阪杯でルメール騎手も「直線の長い競馬場が良い」と話している。
個人的にはアーモンドアイにも重なる。デビューから3着を外していない馬だが、相手までか。

スルーセブンシーズ(池添)
前走:【GⅠ】凱旋門賞 4着(4人気)
前走は予想外と言っては失礼だが、世界最高峰のレースで善戦。
58kgの斤量を背負いながらの結果で宝塚記念がフロックでないことを示した。
今年はタフな条件に当てはまる宝塚記念で2着、凱旋門賞で4着。
有馬記念でも十分に期待できる。

ライラック(戸崎)
前走:【GⅠ】エリザベス女王杯 4着(4人気)
前走は直線で切り返すロスもありながら4着。
評価を下げる必要がないと考える。
昨年のエリザベス女王杯も2着とタフな条件向きの1頭。
買い目次第では消すかもしれないが、買いたい1頭。

牝馬の評価:消し

ウインマリリン(モリス)
前走:【GⅠ】BCF&Mターフ 4着(4人気)
前走のレースレベルは判断しにくいが、ここ1年の国内レースは今回の相手と
比較しても低レベルだが、凡走が続く。内枠を引ければ、一考の余地はある。

ホウオウエミーズ(田辺)
前走:【GⅢ】福島記念 1着(3人気)
前走は展開が向いての1着。今回は相手も強化され、捲っての展開も厳しい。
6歳で上積みも期待できず、消し。