重賞予想

CBC賞 全頭評価

全頭評価

軸候補

マッドクール(坂井)
前走:L春雷ステークス 1着(1人気)
前走は好スタートから2番手を確保し、押し切り勝ち。
2走前は今回と同じ中京1200mのGⅢシルクロードステークスでは
一線級を相手に差し展開の中で、3着に逃げ粘り大きく評価できる内容だった。
デビューからスプリント戦中心ながら、馬券内を外しておらず、
能力の高さと安定感から軸にしやすいタイプかなと感じている。
前走では斤量増、前々走では重馬場にもしっかりと対応しており、
今回は開幕週の馬場も味方に付けて、好走を期待したい。

買い

エイシンスポッター(角田河)
前走:OP鞭馬ステークス 1着(2人気)
前走は16番手から直線で馬郡を割って、差し切り勝ち。
スムーズに捌いた騎手の好騎乗もあったが、
手応えも良く、ゴール前には余力もあるように見えた。
前々走はGⅢオーシャンステークスでも3着に好走しており、実績は上位だろう。
ただ、スプリント戦で後方からの競馬が多く、今回は開幕週。
差し届かずの展開も想定し、軸は難しいが買い目には入れるべき。

サンライズオネスト(菱田)
前走:L安土城ステークス 8着(3人気)
前走はL競争にしては相手が強力だった。
先行したが残り200mで捕まり、8着という内容。
距離短縮はプラスに考え、昨年同舞台のGⅡセントウルステークスでは、
メイケイエール、ファストフォースに次ぐ3着。
人気が無ければ積極的に買いたい1頭。

トゥラベスーラ(藤岡康)
前走:GⅡ京王杯スプリングカップ 12着(8人気)
前走は中団からの競馬だったが、直線で最内で詰まり追えなかった。
2走前はGⅠ高松宮記念で3着に好走しており、実績上位だろう。
開幕週はどうかだが、天気予報は雨で時計が掛かれば差してきてもおかしくない。
相手は明らかに弱化するため、今回は買い。

ヨシノイースター(冨田)
前走:OP鞭馬ステークス 4着(1人気)
前走は出遅れて後方からの競馬。
直線では大外から伸びて惜しくも4着。
上位の馬とは明らかに出遅れと距離ロスがあっての内容で評価できる。
前走がOP昇格後、初めてのレースだったが、やれると力を示した。
混相は斤量も1kg減で出遅れなければ、鞭馬ステークス組には逆転まで期待。
相手筆頭で買いたい。

買い or 消し

スマートクラージュ(岩田望)
前走:OP鞭馬ステークス 3着(7人気)
前走は好位から競馬をして、直線では粘っての3着。
OPクラスでも堅実に好走するタイプで能力は上位だろう。
しかし、前走レース前のコメントで陣営から「反動が出やすいタイプ」と
間隔を開けたことに対する言及があり、
それを示すように休み明け2走目は結果が出ていない。
前走は不良馬場で目いっぱいの競馬をしており、反動は不安材料。
調教や当日の気配で判断をしたい。

タイセイアベニール(和田竜)
前走:OP鞭馬ステークス 15着(13人気)
前走は8カ月の休み明けで+20kg、不良馬場の中で展開も向かずに大敗。
敗因が複数あり、度外視できる内容と考える。
2走前は今回と同じ中京1200mのGⅡセントウルステークスで8着。
上り2位の脚を使っての8着。
展開待ちの面もあり、8歳での上積みには懐疑的だが、
実績上位で消しにはできないか。

ディビィナシオン(川田)
前走:GⅢ 函館スプリントステークス 6着(13人気)
前走は出遅れて後方2番手からの競馬。
大外から追い込んだが、6着まで。
しかし3着以降は混戦であり、着順程の評価を下げる必要はなさそう。
2走前も馬場が特殊で度外視できるが、近走は着外が目立つ。
切りとしたいが、川田騎手と好相性で騎乗すると先行する。
川田騎手が騎乗する今回までは買った方が良いか。

消し候補

アビエルト(永島)
前走:3勝クラス水無月ステークス 11着(10人気)
前走は追走に苦労して、最後の脚は使ったが大敗。
近走のレースを見ると、1400m戦の方がパフォーマンスが高く、
追走に苦労する1200m戦は適正ではないか。
特に今回はマッドクール、ジャスパークローネのペースでは、
開幕週も相まって、近走よりも厳しい流れの中で競馬を強いられるだろう。
3勝クラス昇格後は足踏みが続いており、壁を感じる上に格上挑戦。
6歳という年齢からも上積みは期待できない。

サンキューユウガ(未定)
前走:3勝クラス水無月ステークス 5着(3人気)
前走は外枠から押していき、中団からの競馬。
直線では外から良い脚を見せたが、前半の押し上げ分余力がなかったか。
外枠のハンデがあったが、3勝クラスでは馬券内には入ってほしかった。
7歳という馬齢もあり、3勝クラスが壁になっている戦績では重賞は厳しいか。

ジャスパークローネ(団野)
前走:GⅢ函館スプリント 16着(10人気)
前走は激しいハナ争いに加えて、早めにリバーラに捲られる展開で大敗。
2走前は1000m戦で大外枠を引き当てて、逃げ切り勝ち、
3走前は重馬場を味方に逃げ切り勝ちと、
重賞では大きなアシストがないと好走が難しいタイプかと考える。
今回はマッドクールの存在で楽な逃げができないだろう。
早めに来られると前走のように大敗もあり得る。

ストーンリッジ(未定)
前走:Lパラダイスステークス 7着(8人気)
前走は好スタートからポジションを確保。
先行したが、直線で伸びを欠いて7着。
3走前のOP北九州短距離ステークスでは外伸び馬場の恩恵を受けて3着。
4走前は先行して前残りの展開で3着。
度々着を拾っているが、展開のアシストがないと厳しいだろう。

ダノンスコーピオン(未定)
前走:GⅠ安田記念 13着(14人気)
前走は先団で競馬をしたが、直線で後退して大敗。
近走は良いところが見せられずに敗退が続いており、早熟さを窺わせる。
兄弟から血統面もマイル適正がありそうで、今回出走すれば初の1200m。
陣営もきっかけが欲しいのかもしれないが、トップハンデと開幕週の馬場も
相まって、追走で精いっぱいと考える。
これまでの相手関係含めて、実績は最上位だが近走の内容からの今回は消し。

テイエムスパーダ(国分恭)
前走:GⅢ小倉大賞典 16着(13人気)
前走は1800m戦で先行して大敗。逃げた馬と共に後退した厳しい流れだった。
戦績、血統面から1800mは明らかに長く、参考外の一戦だったが、
一貫して短い距離を使っている中での1800m戦出走は、
試行錯誤している様子が伺える。
昨年は小倉競馬場で行われた同レースを48kg斤量の今村騎手が逃げ切り1着。
右回りの小回りで結果を残しているだけに、コース替わりはマイナス。
前走の使い方で完全に消しの判断をした。