重賞予想

阪神JF 消しデータ:キャリア実績

阪神JF 消しデータ:キャリア実績

今週は2歳牝馬GⅠの阪神JFを予想します。
登録26頭と多数ですが、キャリア実績から消しのラインを探ります。

今回は「結論」ではなく、テーマを決めてデータを示していきたいと思います。
阪神JFで好走するために必要なテーマは「デビューからの順調さ」。

まずはレース数について。

キャリア1戦若しくは4戦以上の馬の成績
0-2-0-61
勝 率:0.0%
連対率:3.1%
複勝率:3.1%
今年の該当馬
・アトリウムチャペル
・クイックバイオ
・コラソンビート
・シカゴスティング
・タガノエルビーダ
・ドナベティ
・ナナオ
・ニュージェネラル
・ヒヒーン
・ブルーアイドガール

過去10年で馬券内に好走した馬のレース数をカウントしました。
30頭中の28頭が2戦若しくは3戦を戦い参戦してきており、
1戦のみだったのは、22年2着のシンリョクカ、
4戦以上だったのは、15年2着のウインファビラスだけでした。
この結果から阪神JFで好走させるためには、早いデビューの新馬戦を勝ち、
しっかりと成長と休養を促しながら、適切な前哨戦を使っての参戦が
理想のローテーションであることが考察できます。

次に阪神JFを見据えたレースを使ってきているかに着目。
次のポイントはレースの距離とダート戦です。

芝1200m以下若しくは2000m以上、ダート戦を経験した馬の成績
0-1-2-66
勝 率:0.0%
連対率:1.4%
複勝率:4.3%
今年の該当馬
・カルチャーデイ
・シカゴスティング
・スウィープフィート
・ドナベティ
・ナナオ
・ミライテーラー
・メイショウゴーフル
・ルシフェル

過去10年で馬券内に好走した30頭中27頭がキャリアで、
芝1400m~1800m戦しか使っていませんでした。
21年2着ラブリイユアアイズ、16年3着レーヌミノル、15年3着ブランボヌールは好走したものの
勝ち馬はなし、連対率、複勝率も低水準です。
この結果からデビューから阪神JFを目標にマイル付近の距離を使えた馬が好走、
勝ち上がりに別の距離を使ったり、適正外の馬には厳しいレースと考察しました。

今回の消しデータはいかがでしたでしょうか。
2番人気想定のコラソンビートがキャリア数の消しデータに該当してしまいましたが、
ウインファビラスやシンリョクカを上回る能力を持っている馬ですので、あくまでご参考までに。
明日以降もデータを探っていきますので、また遊びに来てください!!