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東京優駿(日本ダービー)全頭評価

全頭評価

軸候補

ソールオリエンス(横山武)
前走:GⅠ皐月賞 1着(2人気)
前走は最内枠であったが、スタート後にうまく外目のポジションを確保。
ペースも流れて展開の恩恵を受けた印象だが、その中でも上りのタイムは他馬より
1秒近いタイム差を見せた。4コーナーの回り方など改善点から更なる成長力もありそう。
無敗の皐月賞馬はダービーで5-1-0-1と好成績であるし、底を見せていない現状では
能力面のレベルが違うと信じ、1、2着の馬券軸としたい。

買い候補

スキルヴィング(ルメール)
前走:GⅡ青葉賞 1着(1人気)
前走は終始外を回る形であったが、ハーツコンチェルトとの追い比べを制した。
差してきた馬が馬券内を独占しており、展開が向いたが、
レース後にルメール騎手が「ダービーへ向けてトップコンディションになる」
ともコメントしており、上積みを期待できる内容と期待。
皐月賞組との比較がどうかだが、東京2400mは連勝しておりコース経験値も高い。
ルメール騎手の継続騎乗も魅力であり、相手筆頭で買いたい。

タスティエーラ(レーン)
前走:GⅠ皐月賞 2着(5人気)
前走は先行した馬が総潰れの中、この馬だけが2着と好走し、強い内容であった。
血統面から重馬場の割引も少なかった印象を受ける。
能力の高さは評価できるが、前走以上のパフォーマンスを出せるかと言うと、
他馬のが好転しそうな印象。

ハーツコンチェルト(松山)
前走:GⅡ青葉賞 2着(2人気)
前走は後方から馬郡を割っての2着。
レース内容や仕上げ具合からスキルヴィングより評価はできないが、
デビューから陣営の期待を感じる馬で舞台設定も合っていそう。
人気もそこまでなく、妙味から買いとしたい。

ファントムシーフ(武豊)
前走:GⅠ皐月賞 3着(1人気)
前走は向正面で落鉄しながらも3着に好走。
唯一の馬券外は最内から出遅れて前残りの展開となったホープフルステークス4着のみ。
東京でも好走歴があり、能力の高さと堅実さはメンバー1を争う。
乗り替わりの経緯がどうか・・・

買い or 消し

サトノグランツ(川田)
前走:GⅡ京都新聞杯 1着(1人気)
前走は好スタートからポジションを確保して、ロスのない競馬だった。
1着を確保したが、一杯に追っての結果であり、余力は残っていないと思われる。
前走後に調教師からも「秋以降が楽しみ」とコメントが出ており、成長途上。
皐月賞組、青葉賞組と比較するとマイナス評価か・・・
しかし、川田騎手を無印にする勇気もなく、枠や調教の様子から判断したい。

シャザーン(岩田望)
前走:GⅠ皐月賞 6着(8人気)
前走後に「よさが生かせなかった」と騎手がコメントしており、
ダービーの舞台で好転を期待したい。
良血馬で血統面も魅力だが、ダービーでの好走に必要な重賞実績に乏しく、
他馬の動向をみて判断したい。個人的には買いたい1頭。

ノッキングポイント(未定)
前走:毎日杯 2着(2人気)
前走は上り最速で2着に好走した。
良血馬で母のチェッキーノもオークス2着など東京コースが得意な印象。
瞬発力も備えており、出走未定ながらも期待の1頭。

フリームファクシ(吉田隼)
前走:GⅠ皐月賞 9着(4人気)
前走後はレーン騎手が「馬場が合わなかった」とコメント。
前々走まではレースで掛かりながらも結果を出していた。
能力の高さは伺えるが、2400mへの距離延長は気性を考えるとマイナスだと感じる。
レーン騎手からの乗り替わりもあり、取捨が難しい存在。
人気がなければ買いたいが、枠順や調教を考慮して判断したい。

べラジオオペラ(横山和)
前走:GⅠ皐月賞 10着(3人気)
前走はデビューから無傷の3連勝で臨み人気を背負ったが、大敗。
ただ先行したこの馬には厳しい展開で見限るのは早か・・・
中山のが向いていそうだが、消しとするのは尚早か。

消し候補

グリューネグリーン(石川)
前走:GⅠ皐月賞 11着(16人気)
先行する形が好走パターンであり、東京2400mでは難しい展開となりそう。
ここ3走はGⅡ以上のレースで先行できずに大敗。クラスの壁を感じる。

シーズンリッチ(戸崎)
前走:GⅢ毎日杯 1着(5人気)
前走は重賞制覇したが、メンバーレベルが低い中で理想的なレース展開。
大きな評価はできない。
共同通信杯では6着に敗れており、GⅠメンバーの中では能力面で劣るか。

ショウナンバシット(Mデムーロ)
前走:GⅠ皐月賞 5着(12人気)
前走はGⅠの舞台で5着に好走した。
3走前のすみれステークスではシャザーンに切れ負けしており、
シャザーンを上位に評価した。
気になる存在ではあるが、ここまで印が回らない。

トーセントラム(未定)
前走:Lプリンシパルステークス 7着(7人気)
過去10年のダービーで馬券になった馬は全て重賞で馬券内に走った実績があった。
明らかに実績下位で出走できても消し。

トップナイフ(横山典)
前走:GⅠ皐月賞 7着(9人気)
前走は出遅れて後方からの競馬だったが、決め手がなかった。
出遅れはマイナスだが、前が潰れる展開は寧ろ向いていたと思われる。
好走パターンは前目からの粘りこみで東京2400mは合っていない。

ドゥラエレーデ
前走:GⅡUAEダービー 2着(7人気)
GⅠホープフルステークス1着、海外のダートGⅡ2着など総合力は高いが、
明らかにクラシックを意識したローテでなく、ダービーでは買いにくい。
馬の好走パターンもタフな馬場を粘りこむ形で瞬発力を問われると厳しいか。

パクスオトマニカ(田辺)
前走:Lプリンシパルステークス 1着(2人気)
前走は少頭数で逃げ切り。上りも33秒台で強い勝ち方だが、
全3勝が逃げて勝っており、距離延長のGⅠ、しかもダービーでは厳しい。

ホウオウビスケッツ(丸田)
前走:GⅠ皐月賞 17着(7人気)
前走は展開も向かなかったが、惨敗の結果。
騎手コメントでも皐月賞に出走できたこと自体を評価する内容で、
GⅠで好走するにはもうひと段階レベルアップが必要と推測。
別路線組の強い相手の参戦や粘りこむ展開が得意な印象でコース替わりは厳しいか。

メタルスピード(津村)
前走:GⅠ皐月賞 4着(13人気)
前走は低人気を覆して4着に好走したが、展開に恵まれたか。
中山での好走が目立ち、距離延長を含めたコース替わりは厳しい条件となりそう。